デイサービス経営をする上の最大のポイントは
人だということは、今ままでご紹介してきました。
そこでスタッフが不満を持つ要因として
課題の優先順位の相違があります。
Aさんは、こっちよりも
こっちが大事だと思っていても
Bさんは反対ということが多々あります。
これはどちらが悪いということではありません。
今までの環境、やってきた仕事が違うので当然です。
では、このように不満が出ないようにするには
どうしたらいいのかご紹介します。
店舗で優先順位を紙に書く
こちらの図はご存じの方も多いと思います。
7つの習慣に登場する時間管理マトリックスです。
これを店舗をして設定していきます。
私たちの施設は
このような優先順位で仕事をしていきます!
という宣言のようなものです。
まずは大きな紙を用意してください。
A0くらいの大きさがいいと思います。
そこへ上図のようにラインを引き
会議などで仕事内容を書き埋めていきます。
最初はバラバラになると思うので
付箋などに仕事内容を書き
4つのどこに分類するのか
相談しながら決めてもいいと思います。
一旦で来たら、事務所など
全スタッフが見える場所に張って意識を統一させます。
そうすると、今までは
「なんでそれを先にやるの!」
と思っていたものがなくなります。
スタッフが働きやすくなりますし
何のために仕事をしているのか?
という目的意識もついてきます。
この表は随時更新ししていくので
今まではこの領域にあったけど
こっちに変更するでもいいです。
また、新たな仕事がでてきたら
どんどん追加していけばよいだけです。
よくいい人材はいない・・・
と、嘆きの声を聞きますが
大半はそうではありません。
仕組みをしっかり作れば
みなさん良い人材になってくれます。
なので、様々な工夫をして
方向を導いてあげてもらえればといいなと思います。