経営は数字を意識して
判断しなければいけません。
オーナーは特に問題ありませんが、
管理者は数字を意識できる人と
できない人、2つに分かれます。
これは環境や社会的背景も
関係していると思います。
介護職員、生活相談員として入社して、
サービス力を買われて管理者になる方は
多いと思います。
そのため、利用者さんへの対応は抜群でも、
数字が苦手な判断は、なかなかできないケースが多いです。
また、介護業界と言うのは
「儲けが悪」のような雰囲気もあるので、
この辺りも邪魔してるのだと感じています。
あとは介護業界のスタンダードである
「奉仕の心」の存在があります。
ボランティア精神とでもいうのでしょうか。
もちろん、ボランティアというのはとても大事なことです。
人間がもつ素晴らしい1面のひとつだと思います。
しかし、営利法人においては、
自分達に余裕ができて初めて
ボランティアが成り立つと考えています。
そのため今回は数字に強くなるための方法をします。
雑費は月額制にする
数字に強くなる第一歩として、
どのくらいお金が使えるのか?を
知ることが大切です。
みなさん、自分の家計の場合は
1円でも安く商品を探したりするのに、
会社のお金になるとそうはなりません。
そのため、月で雑費を固定で渡して、
やりくりをしてもらいます。
このメリットとしては、
コスト意識が強くなること、
さらに現場判断が広がり
責任感を持たせることができることです。
コスト意識は決められているものから、
どれだけ可能かなのでイメージがつくと思いますが、
この仕組みのもう一つの目的は
現場に責任感を持たせることです。
おそらくあなたの施設も
このような仕組みになっているのではないでしょうか?
何かものを買いたい、研修に行きたい
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社長などの決裁者にお伺いを立てる。
今回ご紹介仕組みは、
決裁者は管理者にします。
そうすることで、
現場の要望をすぐに形にでき
スピードが上がる、
管理者は責任感が増して
より数字に興味を持ちます。
現場や管理者に任せるのは
とても勇気がいることだと思います。
ですが、自分のスタッフの人間性、
可能性を信じて実施してみてください。