ビジネス握手

ライバル店舗と繋がりを持つことで生まれる利益

介護業界で働き始めたとき
ビックリしたことがいくつかありました。

今回はデイサービス同士のつながりを
ご紹介したいと思います。

希薄な横とのつながり

地域貢献を重視する考え方をするなら
横とのつながりは必須です。

要介護の方は既定の単位数(上限)はありますが
いくつも介護サービスを受けられることができます。

デイサービスも1日デイサービスと
半日デイサービスを組み合わせるなど
いろいろな方法、ケアの仕方があります。

でも、デイサービスの管理者の方は
他のデイサービスの情報をあまり知りません。

どの場所にあるか程度はわかるかもしれませんが
特徴や詳細なサービス内容は
なかなか知らない場合が多いです。

私も経験ありますが
体験時に

「この方は、うちじゃなくて
 他に行ったほうがいい」

と身体機能や求めていることが
違っていることがあります。

その時に、他のデイサービスの
内容を知っていれば、おススメできますし

なぜ、自分達ではなく
そこなのかということもきちんと説明できます。

でも、実際は、
そのようなことができる管理者はなかなかいません。

最善の策が利益を生む

なので、その場合ほとんどが
合ってなさそうだなと思っていても
自分たちのデイサービスを勧めて契約してもらいます。

でも、これも経験上
このような形で契約したお客さんは長続きしません。

それよりも、他の施設の方がいいと思いえば
紹介したほうがいいです。

当然、その時は1円の売り上げにもなりません。

しかし、このお客さんの立場で考えた行動は
必ず帰ってきます。

実際、ケアマネさんから
このような経緯で
お客さんを紹介してもらったことがあります。

すぐやめてしまうので
2、3万円の売り上げをとるのか

地域やケアマネの信頼を得るのか
どちらを優先すればよいのか
判断できると思います。

横のつながりは自分から

地域の介護事業所が集まって
会議をしたり飲み会をしたりする
機会があると思います。

でも、地域によっていは
集まりがないところもあります。

そのような場合はどうするか?

自分で立ち上げればいいのです。

私たちも2店舗目のエリアでは
そのような集まりがなかったので

開業して2か月目に
地域のデイサービスに集まりませんか?と
声をかけました。

すると、十数人の方が集まってくれました。

そのエリアでは、新参者なのにです。

ここから潜在的なニーズがあることが
わかると思います。

なので遠慮せずに
自ら企画すればよいのです。

そうすれば、自然と自分の施設がエリアで目立ち
いろいろな情報が集まるようになり
優位にサービスを提供することができます。

ぜひ、実践してみてください。

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