今回は年末という節目を大切にして
また新たな1年を迎えるように
どのような準備をしたらいいのか?
ということをご紹介します。
スタッフへの感謝を伝えましょう
今年最後の営業日
どのようなことを伝える予定ですか?
今年の総括や
新たな年に向けての目標などを
お話しすると思います。
そこで、必ず入れてほしいのは
スタッフへの感謝の言葉です。
私はシステムエンジニアをしていたので
より感じることがあります。
『何もないことがどれだけスゴイことか』
エンジニアにとって
システムで問題がおきなければ普通。
(何も言われない)
問題が起きたらものすごく怒られる。
介護でもこれと同じようなことが見えると思います。
利用者さんを1年間
特に大きな事故などなく過ごす
これはとても大変で素晴らしいことです。
当たり前ですが
経営者だけではこうはなりません。
スタッフの協力があってこそです。
その部分を伝えてあげて下さい。
そして年始には
施設の方向性や経営者の決意を伝え
新たな1年をスタートしましょう。
可能であれば
スタッフ全員で初詣に行きましょう。
1月というのは
不思議で自然と新たな気持ちになれます。
それを利用して
スタッフの方向性を新たに一緒にしていきましょう。
利用者様、家族への感謝を伝えましょう
これは書くまでもなく
みなさん思っていると思います。
たくさんあるデイサービスの中で
自分の施設に通ってくれるなんてとてもありがたいですね。
数字や稼働率など度外視して
ただただ『ありがたい』の一言に尽きます。
ケアマネさん、地域への感謝を伝えましょう
ケアマネさんや介護関係者の方も
この1年一緒になって利用者さんを
元気にしようと頑張ってくれました。
また、地域に対しても
その場所でサービスができているのは地域のおかげです。
たまにはクレームをいただくこともあると思いますが
クレームは改善へのキーです。
経営者は少し、理不尽なもので
『上手くいけばスタッフのおかげ』
失敗すれば『経営者のせい』ですね。
これは経営スタイルによって違うので
合うものを選択すればいいと思いますが、
経営者は主役でなく
脚本家兼照明さんでいいと思います。
物語を作り、人にスポットを当てていく。
大きな問題がなかったということを
今一度考えて、スタッフやみなさんに伝えてあげてください。