亀

稼働率が低いデイサービスは地域密着型通所介護として申請することで報酬がアップする!?

今までのデイサービスは小規模
中規模、大規模(Ⅰ、Ⅱ)の3つに分かれています。

それぞれ、月の利用者延べ人数により分かれます。

目安としては、15人定員のデイサービスは
小規模ギリギリくらいです。

それが、小規模がなくなり
地域密着型通所介護がこれにあたります。

今回は、この地域密着型通所介護の
使い方についてご紹介します。

稼働率が低いデイサービスは地域密着型に申請するのもアリ

これまでは、規模の大きさに
該当する条件は実績でした。

例えば、小規模デイサービスの
上限は月間300です。

なので、単純に実績がそれ以下であれば
小規模、それ以上であれば中規模(通常規模)でした。

しかし、今回の地域密着型デイサービスの条件は違います。

定員が18人以下は地域密着になります。

つまり、18名定員で稼働率が100%でも
地域密着型のデイサービスとなり

昨日開業した19名のデイサービスが
通常規模のデイサービスとなります。

では、地域密着型デイサービスのメリットとは?

もらえる報酬が高いことです。

現在もそうですが、一人当たりの報酬は

小規模 > 通所規模 > 大規模

となっています。

単純に人数が少ないので
小規模デイサービスはもらえる総額が少ないため
このような報酬体系になっています。

この考え方を引き継ぎ
地域密着型デイサービスは他の規模と比べて
もらえる報酬が高いです。

そのため、定員が20名のデイサービスで
稼働率が低いデイサービスは

定員を18名以下として申請すると
同様の稼働率でももらえる報酬が上がるので
経営としてはプラスとなります。

では、地域密着型のデメリットは?

いくつかありますが
一番経営的に影響が大きいのは
その市区町村のお客さんしか獲得できないことです。

立地によっては商圏が
かなり少なくなるデイサービスもあると思います。

実際、当社のデイサービスも市区町村の境目にあるので、
隣の市区町村のお客さんを獲得できないとなると
経営的にはかなり打撃をうけます。

地域密着型デイサービスの戦略とは?

稼働率が低い19人以上のデイサービスは
一旦、申請するのも経営的にはアリです。

守りの戦略ですね。

それで、経営的に安定すれば問題ありませんが
厳しいようなら、19名以上に申請して攻めに転じて
お客さんを獲得しなければなりません。

あなたのデイサービスが今おかれている状況を分析して
守りと攻めのタイミングを図って、よい経営をしてください。

関連記事一覧

  1. カメラ男子
  2. ジャンプ
  3. パソコンのテンキー
  4. 告知
  5. 交差点
  6. エコ

公式メールマガジン

PAGE TOP