デイサービスの経営は
変化し続けなければいけません。
介護保険制度が2000年に始まって
15年以上が経過しました。
2000年から2014年までは
それほど大きなこともなく
時代の流れに任せていれば
なんとなくでもうまくいっていました。
しかし、2015年より変化の時代に入ります。
変化についていけないデイサービスは淘汰されていきます。
では変化について行くためにはどうしたらいいのか、
ということを今回ご紹介したいと思います。
デイサービスの方向性を示す
あなたのデイサービスの強みは何ですか?
もちろん、あなたは答えられると思います。
でも、他の社員はどうですか?
パートさんはどうですか?
ドライバーさんはどうですか?
答えられますか?
全てのスタッフが言えて
方向性を示しているということです。
言えないのは
スタッフが悪いのではありません。
あなたが(経営者)悪いのです。
そんなこと言ってもあのスタッフには!!!
お気持は十分すぎるくらい分かります(笑)
でも、経営者が変わるしかないのです。
ターゲットと戦略を明確にする
これも経営者として
決めなければなりません。
ターゲットは要介護(要支援)認定者
戦略は機能訓練・レク・アットホームな環境。
という戦略では、変化についていけません。
まずは、自治体の総合事業への方向性を確認し
要支援者の線戦略を考えいます。
また、デイサービスだけでなく
施設系の制度も学び
そこからの人の動きを考える。
施設には介護3以上しか入れなくなったので
2以下の人はどうするだろうか?など。
また、戦略は特化 or 何でも屋さん。
機能訓練特化型(リハビリ型)
これは今の環境では『特化』ではありません。
ここからさらに絞り込み『歩く為に特化したサービス』など、
今までよりも深いところを打ち出す必要があります。
もしくは、お風呂も、運動も、食事も、
お出かけも、レクもなど何でも屋さんのような
デイサービスが人気を得ると思います。
また、営業日も変化を付けれます。
なぜ、デイサービスは日曜休みが多いのでしょうか?
お客さんは曜日という概念はあまりありません。
むしろ、日曜日は
他のデイサービスもやっていないし
病院もやっていません。
そのため、集客力も欠席率も低くなると思います。
『変化』というキーワードは
何もデイサービス経営だけではありません。
『経営』=どう変化させるか?と
言っても過言ではないくらいです。
よく言われるのが
富士フィルムがあのままカメラを売り続けていれば
どうなっていたでしょうか?
おそらく、コダックと同じ運命をたどっていったと思います。
予定通りにいけば、経営者なんかいりません。
いかに社会へ適合するサービスを提供できるのかが
試されています。