デイサービスにおける稼働率は
大切な数値です。
稼働率を上げることを徹底していけば
おのずと売上もUPします。
稼働率の合格ラインは85%だと思っています。
いくら定員いっぱいに利用者さんがいても
稼働率100%は机上の空論です。
必ずお休みが出ます。
基本的には何も対策をしない場合は
欠席率は20%程度になります。
つまり、あと5%向上させる施策が
必要になっています。
振替をつかう
例えば、月・金のAMで利用してくれている方が
月曜休みと連絡があったとします。
そのまま
「はい、わかりました!」
と答えれば売上ゼロです。
でもここで
「火曜PMと水曜AMなら
空きがあるので、来てください!」
と答えOKなら売上UP、NGなら売上ゼロです。
ここで、肝心なのが
断られてもゼロということです。
つまり振替を提案しない理由が
存在しないのです。
もし、10%の方が振替してくれたら
定員20名の21営業日
40人×21日×20%=168(月間の、のべ欠席人数)
10%振替OKで
168×10%≒17人
単価5,000円で
17×5,000=8,5000円
年間で102万円です。
ここでは10%と
少なめに見積もっていますので
ただ、声かけをすることで
これだけの売り上げUPにつながります。
送迎ルートを工夫して
ぜひ、振替をうまく利用して
稼働率UPにつなげてください。