輝くクリスマスツリーの飾り

開業時の利用者が少ないときの運営方法とは?

デイサービス開業時には
当然ですが利用者は多くありません。

開業までに営業をして
10名の契約者が取れた場合でも
1コマあたり0~2名程度になります。

※月~金営業のAM/PMで10コマ
10名がすべて、バラバラになる可能性は
低いので0名も十分考えられます。

そうなると、このような課題が出てきます。

時間が余ってしょうがない・・・・

今回はこのような場合には
どのような運営をしたらよいのかを
ご紹介いたします。

話が弾めば問題なし

一番怖いと思うのが沈黙です。

沈黙が長いと
いい雰囲気を演出するのが難しくなってきます。

ただ、話が好きな利用者、スタッフであればいいですが
なかなか、そうはうまくはいきません。

スタッフは話す気があっても
利用者が話好きなタイプでなければ
お話しで時間を持たせるのは難しくなってきます。

とくに男性の利用者さんは寡黙な方も多いので
沈黙=よくないとも限らないのです。

利用者が少ないことをプラスに転換する

利用者が少ないということは

  • ひとり一人の時間が多く取れる。
  • 利用者さんのわがままをある程度は聞ける。
  • 信頼関係を築きやすい。

というようなメリットがあります。
これを利用します。

当社リハライフでは
第一号の利用者さんは元茶道の先生でした。

パーキンソン病を患い
もう一度教室を開くために
頑張ってリハビリをしている状況でした。

この方はお話しが好きな方でしたが
運悪く。他の方が入る曜日が違ったり
入ってきても寡黙な方だったりと
なかなか交流が持てない状態でした。

週に3回通ってくれていたので
さすがにスタッフも話のネタも尽きてきます。

そこで、人数が少ないときだからこそ
スタッフを茶道の生徒として
茶道教室を開いてもらいました。

その時は普段の様子とは違い
きりっとした表情・佇まいをされていました。

このような機会を設け
本人・家族はとても喜んでくれて
それがケアマネさんに伝わり
新たな利用者さんを紹介してくれました。

最初から紹介狙いでしたことではありませんが、
利用者さんが求めていること
我々ができることをマッチングした結果です。

利用者さんが少ない時だからこそ
できるサービスを展開していけば
必ずそれがかえってきます。

1点注意するポイントとしては
期間限定のサービスであることを
しっかり伝えることです。

ここさえ押さえておけば
運動ではサポートできない
その方だけの特別なリハビリをすることが可能です。

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