未経験の方が開業されるときに
どのような送迎車を買うべきか
イメージできないこともあると思います。
もちろん、これが正解!
というものはなく
業態や施設イメージや
予算にもよって異なってきます。
今回は半日のリハビリ型デイサービスの場合について
ご紹介したいと思います。
予算はいくらくらい?
何もこだわりがない場合は
中古車で70万円を目安にしてください。
(全て込みの料金です。車検は別途)
毎日使うものなので
安すぎてもすぐに修理が必要になってしまったり
お客さんを乗せる車なので
トータルのリスクを考えれば避けたほうが良いです。
だからと言って
新車や数年落ちの車両も必要ありません。
そこにお金を使うなら
集客や教育に投資したほうが賢い選択と言えます。
コスト・安全を考えると
70万円程度がラインとなってきます。
どんな種類の車がいいの?
デイサービスといえば
一般的なのがハイエースです。
一度に多くの人を乗せることができるので
よく使用されています。
しかし、一番最初に車に乗る人は
1時間以上乗っていることも珍しくありません。
また、都心部で開業する際は
スタッフも車を持っていないことが多く
運転に自信がない人が多いので
大きい車は事故などのリスクが高くなります。
そのため、おススメは
- セレナ
- ノア
- ヴォクシー
です。
道が狭い、運転に自信がない人用にも
ということであれば、軽自動のタントがおススメです。
セレナなどのおススメ理由は
7~8人乗れて、価格もほかの車種より安い
タントは軽自動車の中でも広く
乗降りしやすいのがポイントです。
必要な機能は?
現在の車にはたくさんの機能があります。
あれば、あるだけいいのは当然ですが
必須の機能・あったらいいな機能・別にいらない機能があります。
必須の機能
両側ドア
ハイエースなど車は
片側にしかドアがないことがあります。
これは運営上、面倒なことになるので
避けたほうが良いです。
キーレス
乗降りを誘導する際に
キーレスでないと安全に
介助できない場合もあるため必要です。
エアコン
これは、ほとんどついていると思うので
問題ないと思います。
アシストグリップ
通常、ドアを開けたら
上部に持つところがあると思いますが
それ以外にも、乗降りする際に
持てる場所が必要です。
どうしても見つかれあなければ
後付けもできます。
あったらいいな機能
リフトアップ
使い勝手として
助手席にあればベストです。
リハビリ型デイサービスは
基本的には介護度が軽い方ですが
車いすの方もいらっしゃいます。
そのような方が来たときに
乗降りしやすいためにあればいい機能です。
バックモニタ
運転があまり得意でない方の多くは
車庫入れなどのバックでの運転が不安です。
そのため、バックモニタがあれば
ぶつけるリスクは減るので
あればいい機能です。
ナビ
現在ではスマホなどでも代用できるので
それを使用してもかまいません。
以上、いろいろとご紹介しましたが
デイサービス=福祉車両でなくてよいです。
むしろ福祉車両は
乗車人数が減ってしまうのでおススメしません。
ぜひ、あなたのカラーに会った
車両を選択してください。